【DROP + SENNHEISER】界隈で話題のいいとこ取りヘッドセット「PC38X」をレビュー!購入方法も解説【現代版GAME ONE】

2021年7月3日

PC38X_TOP

こんにちは!

今回は、ヘッドセットオタク界隈(?)で一時話題となったPC38Xをレビューしていきます!普段僕が使っているヘッドセットなので、所々使用感がありますがご容赦ください(笑)。DROPというのは、簡単に言うと海外のネットショップで、この商品も基本海外輸入で購入手順とかも多少面倒なんですが、その辺も解説していきます!

↑Amazonにも商品情報がありましたが、現在(2021年5月)は正規価格ではないようです。

外観

外箱

外箱はシンプルな感じです。

PC38X_外箱

内容物

内容物は以下です。

  • 巾着袋
  • 本体
  • イヤーパッド2種(メッシュニット、ベロア)
  • 特殊2.5mm4極-3.5mmマイク3極&ヘッドフォン3極ケーブル(2.5m)
  • 特殊2.5mm4極-3.5mm4極ヘッドセットケーブル(1.5m)

ケーブルは、GAME ONEやGSP600など、Sennhiserの一部ヘッドセットと互換性があります。というのもこのヘッドセット、外観はGAME ONE、中身はGSP600をベースに作られているからです。

↑例えばこのケーブルは、付属のものより少し長いようですね。

今本体についている方がベロアになります。ベロアはメッシュに比べると毛っぽい質感、メッシュのほうがツルツルしています。僕はベロアを好んで使っています。

PC38X_mic

マイクのこの部分は曲げることができ、位置を調節できますがあまり自由度は高くないです。

バンドの調節機構はカチカチと動く感じです。硬すぎず緩すぎず、ちょうどいい硬さです。
調節幅は、おおむね6cmずつくらいです。

PC38X_volumedial

また、本体右側にはボリュームダイヤルがついています。CS機は音量調節するのにメニューを開いたりしないといけないのでこれは便利ですね!

写真だと黄色が結構派手に見えますが、実物はもう少し目立ちにくいですし、社内等であればビジネスシーンでも使用可能かなと思います。

使用感

着け心地

普段音楽を聴くのに使っているAKG K701と比較してみます。画像を見るとイヤーカップは小さく見えるかもしれません。ですが意外なことに、この形でも耳をすっぽり中に入れることができます。

PC38X_比較画像

説明が難しいんですが…イヤーカップとドライバの間に若干隙間があって、その間に耳殻が収まるイメージです(?)

GAME ONEやGAME ZEROはたまに量販店に実機が置いてありますので見かけた方はそれで付け心地を試すといいと思います!

また重さも253gと、非常に軽いです!同型ドライバを搭載しているGSP600は395gなので、GSP600からの買い替えを検討している方は相当な軽量化になると思います!

↑K701はこちらから

音質

出力

先述したように、GSP600と(ほぼ)同じドライバを使っているみたいなので音の傾向も似ているみたいです。ただ、GSP600は密閉型ですがこのヘッドホンは開放型なので若干の違いはあります。

周波数特性グラフ(引用:PC38X販売サイトDROP公式

グラフにも表れていますが若干中高域よりのフラットって感じです。また、ベロアのほうが若干低音寄りになるようです。GSP600も試聴したことありますが、PC38Xは開放型なのでGSP600よりスッキリとした聞き心地で、定位感も良いです。一方低音は若干控えめなので、低音多めの足音のゲームをする場合はアンプやEQなどで少し持ち上げてあげるといいと思います。

一般的なオーディオ用ヘッドホンと遜色ないので音楽を聴くのにもおすすめです。GSP600以下の価格でこの音質を実現しているのはすごいと思います!

開放型なので密閉型に比べて音漏れはするので、その点は留意してください。

入力

マイクは、EPOS(Sennheiserのゲーミングブランド)製品の仕様と見比べる限りGAME ONEのものをベースに作られているようです。GSP600などと比べると若干周波数帯域が狭いですが、あまり人間の声に関係ない帯域なので差は小さいと考えられます(GSP600:10~18,000Hz PC38X:50~16,000Hz)。

購入方法

まず、DROPは一般的な通販サイトとはやや異なり、「集団購入」という形式をとることで低価格化を実現しています。スーパーなどで大量発注して安い値段で物を仕入れるのと同じ原理です。

そのため、注文がある程度たまってから発送されます。それでは、具体的な購入方法を書いていきます。

まず、DROPのPC38Xの商品ページにアクセスします。

DROP_商品ページ

サインアップを要求されるので登録してください。GoogleかFacebookのアカウントを利用することも可能です。

ログインすると、以下のように表示が変更されます。

PC38X_商品ページ
※現在(2021/5)の価格です

赤丸で囲った部分に書かれている日数が、次のタームの購入期限となります。この期限までに一定数の購入者が集まらない場合は延期されることもありますが、この商品は現状結構売れているのでだいたい期限ごとに発送されます。

あとはADD TO CARTからCHECK OUTを押していけばいいのですが、住所入力が日本と違うので気をつけましょう。また、日本語の住所(マンション名など)を入力すると発送の際正常に出力されず、届かないことがあるので注意しましょう。

君に届け! などのサイトを使えば変換できますが、情報漏洩が心配という方に一応書き方を記述しておきます。

住所入力

Last Name…下の名前 First Name…苗字 Postal code…郵便番号 Prefecture…都道府県 City…市町区村
Address…字(あざ:市町区村の後ろの地名、世田谷区北沢など) Apartment…番地、(マンション名) Phone…電話番号

電話番号は、国際表記にする必要があります。日本は+81なので、+81のあとに電話番号の最初の0を抜いた数字を入力します(080-1111-1111なら+8180-1111-1111)。

その後Continue to shippingを押し、入力が正しければ送料などを含めた総額と、決済方法の選択画面になります。送料はだいたい5ドルくらいです。決済方法はクレジットカードかPaypalが利用できます。

Pay nowで確定すれば注文完了です!海外発送の商品は総じて到着に時間がかかるので、気長に待ちましょう。

総評

いいところ
  • 付け心地、音質ともに◎
  • 価格はGSP600以下($169)
  • リケーブル可
  • 軽くて首が疲れにくい
イマイチなところ
  • 海外輸入は少しハードルが高い
  • 開放型なので音漏れは一定程度ある
  • マイクの調節範囲が少し狭め
  • 注文から到着までに時間がかかる

まとめ

いかがだったでしょうか?

正直、もうしばらくヘッドセットいらないかなってくらい気に入ってます!無線は便利ですけど、入出力の音質にやっぱり限界がありますからね…

購入手順がちょっと面倒なのだけが玉に瑕ですが、かなりコスパのいい商品だと思います!ぜひ購入を検討してみてください!

関連製品

最後に、GSP600とGAME ONEのリンクを張っておきます。輸入とかめんどくせーって方はこちらもご検討ください!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!