【Alexa】タッチパネル付きでいろいろとできるAmazon産スマートスピーカー「Amazon Echo Show 5」をレビュー!【SwitchBot連携】

こんにちは!

今回は、Prime Day購入商品第2弾としてAmazon Echo Show 5をレビューしていきます。

SwitchBotを導入し、スマートホーム化の第一歩を踏み出したからにはやはりスマートスピーカーは必須だろうと考えていました。そこにPrime Dayでなんと4000円引きとあれば、迷わず買いでした。

今回セール対象になっていたのは第1世代で、現在は第2世代までありますが、変更点はカメラ画質とカラーバリエーションくらいなので概ね同一のものと考えていいと思います(もちろんビデオ通話を多用するなら第2世代のほうがいいかもですが)。

この商品は対応製品が増えると使い方も無限に広がっていくと思うので、今後も随時更新していきたいと思っています!とりあえず現環境で試せることを色々と試してみたいと思っています。

それでは見ていきましょう!

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外観

外箱

外箱はこんな感じです。

最近はドン・キホーテなとでも販売していることもあり、一般的な電化製品っぽいパッケージだなと思いました。

側面に書いてあるのを見て初めて気づいたんですが、3.5mmのオーディオ ラインアウトも搭載しているみたいです。音楽鑑賞をしっかり目にやりたい人は外部のアンプやスピーカーに接続して使うこともできるというわけですね。

内容物

箱を開けると、

  • 本体
  • 電源アダプター
  • クイックスタートガイド

必要なものだけが入っているという感じです。

気になった点は、

とにかく電源アダプターがでかい!MINTIA breezeと比較してみましたが、結構な厚みがあります。15WなのでUSBはちょっと難しいのかもしれませんが、せめてもう少し小さくしてほしかった感はあります…(最近のUSBアダプターはもっと小さくて15W超えるものもたくさんあります)

↑(しょっちゅう食べてるミンティア)

あとは、画面が光沢液晶なのも気になりました。タッチパネル液晶で、触る機会が多いので非光沢のほうがいいかなと思いました。

機能

セットアップ

電源を接続すると勝手に起動し、初回セットアップが開始されます(初期設定の音がちょっとでかいので注意)。

Echo Showの場合は画面がある分、ほとんど単体で設定が完結しましたが、モニターのないモデルはスマホのAlexaアプリと連携しながら設定を進めていくみたいです。

必要なのは無線LAN環境とAmazonアカウントくらいです。対応バンドは11a/c/b/g/nで、高速な11acやWiFi 6とも呼ばれるaxには対応していないので注意してください(尤も、acやaxを使えるルーターの多くは他のバンドにも対応していますが)。周波数は2.4GHzと5GHzの両方に対応しています。

セットアップが終わるとチュートリアルが始まりますので基礎的な使い方はそこで学べると思います。

基本画面

これが設定完了後のトップ画面です。

スキンも豊富に用意されていて、Echo Showの場合は本体から設定します。

また、天気予報や最近聴いた曲などの画面をループさせることもできます。

スポーツチームの試合日程などの項目もある

動作としては、ハッキリいうと普通ですね。プロセッサはそんなに高性能なわけではないので、タッチパネルで操作しているとラグを感じることもあります。もっとも、多くの設定項目は音声でも設定できますし、スマホ側のAlexaアプリから設定できる項目もあります。

写真を見てもらえばわかると思うんですが、かなりフォントが大きいです。残念ながらフォントの大きさも変更できず、、、レビュアー泣かせな感じですね。もちろん使う側としても、スクロールを繰り返さないといけないのでもう少し小さくできるとよかったのですが…

また、スマホ側Alexaアプリから設定しようとすると上記エラーが出ることが結構あります。自宅の環境の問題という可能性もなくはないですが、アプリの完成度は全体的に微妙な印象を受けます。

本機単体でできること

まずは、本機(とスマホ)だけあれば使える機能について色々紹介していきます。正直、全部を紹介するのは難しいので主に自分が使っている機能を紹介していきます。

Amazon Alexa

Amazon Alexa

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Alexaアプリで「スキルを探す」に載っていることはたいていできると思ってください。気になる方はまだAlexaを使っていなくてもとりあえず入れてみるといいと思います。

タイマー、ストップウォッチ、リマインダー

このあたりの機能は一番イメージが付きやすいと思います。

キッチンタイマーとして使うだけでも、ハンズフリーになるのは意外と便利だったりします。

あと僕は在宅勤務で、突然会議が入ったりしたときに「Alexa,15時にリマインダーを設定して」と頼んだりもしています。

タイマーやリマインダーのアラートも「Alexa,止めて」というだけで停止してくれます。

今日のニュース

最近あまりテレビを見ないのでニュースに疎くなっている、という方も多いのではないでしょうか。そんなときは「Alexa,今日のニュース」と話しかければ、数社の中から選んで短時間の動画ニュースを流してくれます。後述する定型アクション機能を使うと、毎朝アラームを止めたら勝手にニュースを再生するように設定したりもできます。

音楽再生

Alexa側の「ミュージック」メニューからタッチ操作でブラウジングできるのは過去に聞いた楽曲くらいで、基本的にボイスコマンドで再生しないといけないのが不便です。せめてアルバム一覧くらい出せるようにしてほしかったですね…。

Apple music,Amazon music,Spotify,AWA,Tunein,dヒッツ,うたパスと、PodcastアプリとしてApple podcastsに対応しています。YouTube Musicなどは対応していません。これらの設定も携帯側から行えます。

また、自分の試した限りではスマホ側からも選んだ項目を再生できず、ボイスコマンドによる操作に限られているみたいです…ちゃんと使えそうなのはプレイリストくらいですかね(EchoをBluetoothスピーカーとしてスマホとペアリングすれば再生できるのでそっちの方が楽かもしれません)。

Bluetoothスピーカー機能

本機はBluetoothに対応しており、PCやスマホと接続すればスピーカーとして使用できます。

動画再生

アプリとして内蔵されていて再生できるのはPrime Video,Netflix,Paravi,ひかりTVです。こちらもボイスコマンドでの検索が中心になるようです。

YouTubeなども一応再生できますが、ブラウザが起動してその中で再生する形になります。一応動作が重いなどはなかったです。

定型アクション

時間やボイスコマンドをトリガーとして、色々な動作を一括で行ってくれる機能です。単体でできることとしては、たとえば7時にアラームを鳴らし、止まったらNHKから今日のニュースを再生する、とかでしょうか。とにかく色々できるので、とりあえず検索してみるといいと思います。

連絡

Alexaアプリの「連絡」タブには、コール、メッセージ、呼びかけ、アナウンスの項目があります。

コール

コールはいわゆる電話連絡機能で、Echo側で応答するかどうか選択できます。Echo側のカメラがOFFになっている場合は音声通話のみ、ONになっている場合はビデオ通話になります。

メッセージ

メッセージはSMSに似ていますが、録音メッセージを送信することもできます。Echo側では、テキストメッセージはAlexaによる読み上げ、録音メッセージは実際の音声が再生されます。

呼びかけ

呼びかけ機能はコールに似ていますが、コールと異なりEcho側に応答の選択権がありません。一人暮らしで部屋の様子を確認したいという方や、例えばキッチンと子供部屋に本機器を置いておけばキッチンから子供部屋の様子を確認できます。

プライバシー問題があるので、この機能はアプリの設定でOFFにできますし、Echo側のカメラは物理的にカメラをふさぐことでOFFになる方式なのでそのやり方でも切ることができます(音声はつながるので、声でのみ呼びかけることも可能です)。

ただ、標準ではスタンドが付属しておらず、配置場所によってはきれいに部屋が映らないため、別売のスタンドを買うか、見たい部屋側のEcho Show は10にするなどの工夫が必要です。

↑角度調整スタンド

↑Echo Show 10は高額ですが、台座が回転するようになっており350°見渡して部屋の様子を確認できます。

↑カメラ+音声通話が可能なSwitchBot機器です。動体検知機能などもついていて、防犯にも利用できます。

アナウンス

アナウンスは、メッセージ機能と似ていますが制御下のAlexaすべてにメッセージを発信します。

メッセージ同様、文字を打つとAlexaが読み上げ、音声メッセージも追加できます。
部屋にいる子供たちに夕ご飯ができることを伝えたり、今から家に帰ることを子供から伝えてもらうようにする等の使い方がありそうです。

他機器との連携(SwitchBot)

今回は、所有しているSwitchBotとの連携を紹介していきます。SwitchBotについては以前記事を公開しているので是非ご覧ください。簡単に言うと、赤外線リモコンで操作する機器をスマート化できるアイテムです。

連携方法に関する紹介はSwitchBot公式から公開されているので、今回はどのような使い方ができるのかを中心にみていきます。

↑SwitchBotはこちら。

僕の場合はエアコンを機器登録していますので、連携後「Alexa 、エアコンをつけて」と言うだけでエアコンをつけてくれるようになります。温度の調整などもできます。

一方で、「1時間後にエアコンを消して」みたいな操作は登録しないと実行してくれません。

Alexaアプリから新しく定型アクションを追加することで使うことはできますが、〇時間とかを固定しないといけないのはちょっと面倒ですね。

SwitchBotにはリモコン以外にもカーテンレールや、

遠隔スイッチ、

ベビーベッドなどに取り付け可能なカメラなど

色々な使い方ができますのでスマートホーム化を検討している方はぜひ色々探してみてください!

最近はスマートロック(鍵)なんかもありますね。

Alexaで動く機器を増やしていくことでより使い道が広がっていくと思います。

総評

いいところ
  • Alexaの認識精度は結構高いのでコマンドを認識しやすい
  • タッチパネルがあるので従来モデルより設定が簡単
  • Alexa対応のいろいろな機器と連動
  • ルーティン機能で身の回りの作業を自動化
  • カメラOFFは物理的にカメラを遮断してくれる
イマイチなところ
  • 動作は若干重い
  • スマホアプリ側とうまくつながらないことがある
  • タッチパネルで操作できる項目は結構少ない
  • フォントサイズが調整不可
  • アプリ接続がうまくいかないこともある
  • まだ機能面や使いやすさなどで煮詰まっていない感がある

まとめ

いかがだったでしょうか?

使ってもらわないと何とも説明が難しい部分もあるのですが、とにかくまだ発展途上の技術・デバイスであると感じました。今後、もっともっと対応機器が増えていって利用する場面も増え、ソフトウェアも改善されていけば一気に使いやすくなると思います。

セール開催時は毎回安くなってますし、一人暮らしで挨拶する相手がいないというだけでもぜひ一度試してみてください。

↑僕のおすすめはSwitchBot Hub Miniとのセットです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!