【TV不要】PCやPlayStationでテレビが観れる!スマホからも観れる!ややこしい設定も多いネットワークTVデバイス「BAFFALO nasne」をレビュー!【詳報】
こんにちは!
今回は、BUFFALOから先日、待望の再発売となった「nasne」をレビューしていきます!例によって普段から使っていて、あまり取り出す必要がない機器なので写真撮りにくい位置に置いちゃっています…。そのため、今回の記事は文章多めになりますがご了承ください(アイキャッチの画像は頑張ってずらして撮りました)。
↑購入はこちらから!特にAmazonなど、非正規品が出回っていることも多いようなのでご注意ください。定価は¥29,800です。
外観
外箱
外箱はとってありました。
製造元がSONYからBUFFALOになり、箱のデザインも一部変更されています。
また、ストレージが2TBになっています。
内容物
箱に内容物が書いてありました。
- 本体
- ACアダプタ
- LANケーブル(1m)
- アンテナケーブル(1.5m)
- miniB-CASカード
- クイックアクセスガイド
前バージョンからの変更点として、ノーマルのB-CASカードからminiB-CASカードに変更されました。
また、一部端子の配置も変更されています。
箱には、仕様とかも書いてくれていてとても親切です。
ちなみに、無線LAN機能は内蔵されておらず、少なくとも本機とルーターは有線でつなぐ必要があります。別売りの無線LANアダプタを利用すれば接続できます。
↑こんなのです。ネットワーク対応のTVなど、nasne以外にも対応しているようです。公式から解説動画も公開されています。
セットアップ
基本的にはクイックスタートガイドやオンラインマニュアルに従ってセットアップしていけば設定できます。が、1つ注意点があります。
それは、ガイドなどにも記載されている「”ナスネ”と”ナスネ”にアクセスする機器は、同一のホームネットワークに接続してください」という部分です。
当初購入時、以下の図のように設定を試みました。
ONUについて詳しい説明は省きますが、まあ電柱などの外部と家の内部を繋いでいるものだと考えてください。
自宅で利用していたWi-Fiルーターが若干古く、LAN端子が100Mbpsだったため、自宅では有線接続できるものはLANハブを用いて接続していました。
この状態だと、PCとは同一ネットワークとして認識されるため接続できるのですが、Wi-Fiルーターは別のネットワークという認識となりアクセスできませんでした。
結果、以下のように変更しました。
色々考えたんですが、結局ルーターを新調するのが早いかなと思って思い切って買い換えました。
↑こちらに買い換えました。Wi-Fi 6でLANポートも全ポート1Gbps対応です。値段の割に高性能だと思います。
また、アンテナケーブルの入力ポートは1つしかありませんが、信号を統合することでBS・CSも視聴可能です。
↑壁などから生えているアンテナケーブルが2つに分かれている場合は、こういった機器を使ってアンテナ信号の混合が必要になります。nasneからのアンテナ出力を2つに分けたい場合も同様にこんな感じの機器が必要です。
機能
TV視聴・録画(PC)
まずは、PCでnasneを利用する場合についてご紹介します。
PCでnasneを本格的に利用するには、PC TV Plusという有料ソフトが別途必要です。1台ライセンス版は¥3,300です。nasneもそんなに安くないので、せめて1台分くらいライセンスつけてほしかったところです…。
ただ、ソフトは相当使いやすいです。初回起動でnasneとペアリングしたら、あとは直感で基本操作できると思います。
チューナーは1つしか内蔵していないので、録画中にほかの番組を見たり2重録画などはできません。
マイサーチ
好きなワードを選んで番組表から抽出してくれます。8つまでサーチ表を設定できます。
マイチャンネル
好きなチャンネルを選んで登録しておけば、選択したチャンネルの番組表をまとめて確認できます。僕は民法と野球中継をやるBSチャンネル等を登録しています。
注目の番組
本アプリを利用している同じ地方の方から注目されている番組が表示されます。金曜ロードショーなどを見逃さないので便利です。
オプション
右上の工具箱マークからオプションにアクセスできます。nasneの様々な設定・接続状況をみるための「nasne HOME」などもこちらからアクセスできます。
TV視聴・録画(PS5・PS4)
PS4では以前から提供されていたアプリで観れるようです。僕はPS5が手に入ったタイミングでPS4を売り払ってしまったので、今回は検証できません!すみません…
PS5版は、2021年度末あたりに配信予定です。
TV視聴・録画(スマートフォン・タブレット)
スマートフォンでの利用には、torne mobile(iOS/Android)というアプリが必要です。こちらも、視聴には有料プラグインが必要です。
こんな感じで、わりとわかりやすいUIになっています。
ただ、接続がなかなか難しいというか、うまくつながらないことがよくあります。
現在もスマホでは視聴できていますがタブレットでは視聴できていない状況です(理由はよくわかりませんが…)。
NAS機能
簡易的なNAS機能がついています。nasne背面に書いてある番号や、nasne HOMEからアクセス先が確認できます。
今のところ僕は使っていません。スマホでもNASに対応しているものであれば使えるみたいなので、そういった使い方がいいかと思います。
総評
- 3万円でPCやスマホでTVが観られる!録画もできる
- ストレージが2TBに増加
- 対応ソフトのPC TV Plusがかなり使いやすい
- nasne本体の接続は基本有線接続のみ
- セットアップが複雑
- 正しく接続しているはずでもnasneとの接続が確立されないこともある
- 利用に追加で有料ソフトが必要
まとめ
いかがだったでしょうか?
ちょっと接続に癖がある製品ではありますが、かなり便利な製品であることに間違いはありません!実際、僕もしばらくあまり観ていなかったアニメを観たり、野球の試合を観たりなどいろいろと使っています。
自分用のTVは欲しいけどスペースがない、といった方にもおすすめです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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